小学校教員25才ガチロリダメ人間のアパートに、女子小学4年生9才悪魔的天才少女がやってきた!
小学校に数千万単位の大金が。女子小中学生と大人たちがウソと秘密と駆け引きで奪い合うサスペンス!
史跡や名物もなにもない小さな町。
明るいけれどおバカな巫女と、金に汚い貧乏女子と、人見知りの見世物小屋芸人と、開けっぴろげなストリッパーが出会った。
町の片隅で鬱々と生きていた女子たちが、寂れ行く神社を立て直すことに。
三十五歳引きこもりゲーム作家の家に、十四歳の家政婦さんがやってきました。
掃除 洗濯 お料理ばっちり。
嫁に欲しいぞ柊さん。
そんな二人とお客さんたちがただのんびり暮らすだけのお話し。
百鬼社中《ひゃっきしゃちゅう》とは──
それは伊勢大神楽《いせだいかぐら》の社中しゃちゅうたち。
昼間に家々を周り、神楽というお祓いと言祝ことほぎを行ないます。
昼の仕事が神楽なら、夜の仕事は百鬼夜行。悪鬼を祓うので──百鬼社中。
彼らは妖怪に象徴される能力を持ち。
同じように妖怪能力を持つ敵と戦う。
「冷たい女──雪女だってさ」
「それなら私は──片輪車ね」
男性障害者向けのデリヘル嬢が戸惑う。
あどけない車椅子の少女が客だと云う。
身体は一般的な女という性《せい》。
なのに女が好きだという性《さが》。
──花見、しとんのか。
──数を数えてるんだ。八重桜の花弁を。
始業式の最中。
少年は櫻の樹の下で不思議な少年に出会った。
──僕にだけ見えるんだね。
──首を吊った女の子が。